汚濁の世など真っ平御免の竹林LIFE
こんにちは
以前Twitterでコメントとフォローを頂いた
詩人をやっておりますやややです。
「消費税の減税が争点になっているが
皆が幸せになる社会を作ろうというより
自分が買い物しやすくなってほしいという
個人的欲望だけの見解を披露している
奴らばかりじゃないか」
という論旨にはまったく賛同します。
もちろん減税はありがたいですが
声高に叫んでいる人達の
八割九割はそういう魂胆でしょうね。
皆個人的な欲望だけで動いていて
大義のカケラもなくてシラケる(意訳)
という感覚にも共感します。
リアルでもネットでも
半径5メートルしか見えてないような
人は大勢見かけますからね…
もちろん大義を持って活動している方は
少数とは言えいるのでしょうが、
そういう方々がうまく結集できず
バラバラにされている感があります。
個人的な利益を追い求めている連中に
ついてですが、
私ももちろん個人的に利益は欲しいです。
しかし、「じゃあ本当に俺の利益になることって何だ?」
と考えると、
「世界が平和でいいところになって、
心ある人達みんなから
愛されるような人間になれば
それが究極的な幸せだよなあ」
という結論になると思うのですが、
何で自分さえ儲かりゃ
他人が不幸になろうと知ったこっちゃない、
みたいな行動原理で動く奴が
こんなに多いのかと、
子供みたいですが疑問です。
お前ら何が自分の本当の幸せになるかさえ
本気で考えないんかい、と。
まあそんなわけで私は
平和的調和的世界を目指して
日々考えながら生活しております。
南井さんの批評はそんな私に
考える材料を与えてくれるので
大変ありがたいですね。
期待されている若者なのかどうかは
分かりませんが、(もう四十だし)
志のある人間はちゃんといますよ、
ということをお伝えしたくて
コメントさせて頂きました。
世界平和を目指していると言いましたが
「どいつもこいつも自分の事しか
考えてやがらねえ!
俺が天下取って治めてやろうか!」
などと思ったりもしますね。
まあ、それはまず無理ですけど。
そんな私の
天下統一的世界平和的生存戦略(なんだそりゃ)の参考のために
これからも的確な批評をお書きいただければ
大変幸甚です。
長々と失礼しました。
これからも執筆活動頑張ってください
どうも、南井三鷹です。
やややさん、温かいコメントをありがとうございます。
こちらも以前からやややさんの詩を楽しく読ませていただいているので、
「平和的調和的世界を目指す」という大義が、本気で掲げられたものなのはわかっているつもりです。
そういう大義を抱く方たちが一定数いることを、僕も信じていないわけではないのですが、
やややさんが書いてくれたように、そのような志を持つ人たちをバラバラにしているものが問題なのです。
僕はその一因がアメリカ的消費文化やマスメディアにあると思っています。
「世界平和は地域紛争よりも儲からないので、そんなものを実現する必要がない」
そう考える覇権国家の支配に多くの人が疑問を持てないのは、消費文化を通して人々に「アメリカへの憧れ」が植えつけられているからです。
(その協力者が村上春樹であることは言うまでもありません)
僕はこれを「アングロ・サクソンの世界支配」と呼んでいますが、文化戦略で世の中が変わるという幻想を信じ込ませることが、彼らの代表的な手口となっています。
トランプはそれを無視して「力こそ正義」で突き進んでいますが、
日本のマスコミは「アメリカへの(マザコン的)憧れ」を捨てられないために、
アメリカにはトランプ流を嫌う人たちが多く存在していて、アメリカは「分断」されている、と思い込むのに必死です。
まあ、確かにアメリカにも反トランプを表明する人は多くいるわけですが、
トランプ以前からアメリカという国には、トランプ的な「裏の顔」が存在していました。
広島、長崎への原爆投下が戦争終結のために必要だった、と思っている人はトランプ以外にもたくさんいるはずですし、
それに対して「お前らは人体実験をやったんだ」と言える日本人はほとんどいません。
日本はアメリカに対していつまでも「敗戦国」であり続けているのに、
一方で中国や韓国にだけ「いつまで謝罪しなければならないのか」と怒りをぶつけ、自分たちがアメリカに「去勢」されたことを否認するのに必死です。
自衛隊を憲法に明記したからって何なのでしょう?
実質的な軍事指揮権を在日米軍に握られている「去勢された国」であるという事実が、それで何か変わるのでしょうか。
現実的満足を捨てて心理的満足だけで生きていく「幻想の国」、それが現代日本の正体です。
僕はこういう国の人たちが、ほとほと嫌になったのです。
日本が「幻想に引きこもる国」であり続けるかぎり、リアリストの僕が竹林から出ることはありませんが、
この「竹林」こそが逆説的に自由な世界へとつながる杣道であることを、僕は確信しています。
これからもやややさんの「天下統一的生存戦略」の参考になるものを書いていきますので、懲りずにまた読んでいただければ嬉しいですね。
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